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「小4の壁」とは。どう乗り切りる?

「小4の壁」とは

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「小4の壁」という言葉をご存じですか?高学年に仲間入りする4年生。この時期、学習面、情緒面、生活面などあらゆる場面において変化や問題が生じることが多くなります。このことを「小4の壁」と言います。「9歳の壁」「10歳の壁」とも言うようです。

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こちらの記事によると、子どもが小学4年生になった時に何らかの困難を感じたママは、およそ5人に1人。「小4の壁」を実感する人は少なくないんですね。

 

「小4の壁」で直面する3つの壁

 

1.学習面

小学4年生くらいから、勉強もグッと難しくなってきます。特に算数でつまずいてしまう子どもが多いようです。小4の算数では、概数、少数、分数、割り算のひっ算など、難しい単元がたくさん。こういった、子どもが頭でイメージしにくい抽象的な学習内容は、習得するまで根気よく強く演習していくことが必要です。

 

学校の授業についていけずに、小4くらいから塾に通い始めるという選択をする家庭も多くなってきます。学習面でつまずいてしまうと、学力や意欲の低下をその先も引きずってしまいかねませんので、子どもの学習状況を見て手を差し伸べてあげましょう。

 

2.情緒面 

情緒の発達に伴い、気持ちが不安定になりやすくなるのもこの時期の特徴です。自我がはっきりし、他の子と自分を比べて劣等感を感じてしまうことも。自分を客観的に見られるようになっている成長の証でもありますが、子どもが精神的に弱っていると感じた時は、そっと寄り添ってあげるようにしたいですね。

 

3.生活面

情緒面の変化によるところが大きいですが、友達との関係にトラブルが生じやすい時期でもあります。子どもたちの性格もはっきりしてきて、クラス内、グループ内で問題が起きたという話が聞かれるようにもなってきます。

 

家庭内でも、子どもが反抗的になった、口数が少なくなったなどと、親子の関係に変化が訪れる時期です。中学受験する子どもは小学4年生から本格的に対策を始める場合が多く、生活スタイルの変化やストレスが親子関係に影響を与えることもあります。

 

また、自治体によっても違いますが、小学4年生から学童に預けられなくなる場合が多く、働くママにとってはこの壁が大きく立ちはだかることとなります。子どもを一人で留守番させるのか、勤務形態を変えるのか、選択をしなければなりません。

 

留守番をさせる場合は心配になってしまうものですが、「何とか乗り切った」という家庭が多いようです。まだまだ子どもだと思ってしまいがちですが、子どもも少しずつ成長しているんですね。留守番をさせる時は親子でルールを決め、子どもの「自立」への一歩を見守りましょう。

 

「小4の壁」への対処法

 

「小4の壁」を乗り切るためには、「干渉しすぎない」ということが大切です。子ども扱いはせずに、悩みながらも成長している子どもを温かく見守ってあげましょう。また、過保護になることは避けたいですが、子どもの話を聞いてあげたり、子どもが頑張った時にはたくさん褒めてあげたりしたいですね。

 

 

我が家の場合

我が家の娘も小学4年生の頃に、口数が少なくなったり私の言うことを聞かなくなったりということがありました。友達との関係にも悩みを抱えていたようです。私は、いろいろ煩く言ったり問いただしたりしてしまっていたのですが、やはり逆効果でした。

 

4月から小学6年生の娘。自立や成長のためにはまだまだいろいろな「壁」を乗り越えていかなければいけないと思いますが、親としてそっと見守って、時に手を差し伸べてあげるという姿勢を大切にしていきたいと思います。

 

 

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