新型コロナで学習格差が広がる?無料の学習教材もご紹介
新型コロナが子どもの学習に与える影響とは
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため休校措置がとられ始めてから二週間以上がたちました。親として心配になってしまうのが、学校が休みの間の子どもたちの学習のことではないでしょうか。
この記事によると、特にひとり親家庭で、子どもたちの学習格差の広がりが不安視されているようです。
「塾に通い、ウェブ学習ができる子との格差が広がる」
ひとり親世帯の約半数は貧困家庭だと言われています。また、貧困家庭の多くが塾や習い事をあきらめているとの調査結果もあるようです。塾に通えている子どもたちは、塾がお休みになってもウェブ学習や塾から提供された教材で家庭学習を進めることができます。臨時休校によって、塾に通っている子どもとそうでない子どもの間で学習格差が広がることが懸念されています。
「子どもだけで過ごす時間がさらに長くなる」
ひとり親世帯に限らず、親がなかなか仕事を休めない場合も多いですよね。親が仕事の間、家で一人で、または兄弟と過ごすという子どもたちもいます。大人の目がないと子どもというのはなかなか勉強しないもの。子どもだけの時間が増えると、学習時間が思うように取れないという家庭が多いでしょう。
我が家の場合
我が家の娘は塾には通っていませんが、生後6か月の頃から、ベネッセのこどもちゃれんじにお世話になっています。
小学生になった現在は、ベネッセの進研ゼミ小学生講座でタブレット学習をしています。
タブレットで勉強ってどうなの!?と初めは思っていましたが、 娘も楽しく勉強できているようです。
まさしくこんな感じです。
↓ ↓ ↓
休校中もこのタブレットで一年間の復習をしています。
一度間違えた問題も、「ときなおし問題」として解きなおすことができますし、英語やプログラミングなども学習出来て、自動採点なので丸つけの必要もありません。毎月払いだと月々6000円程度かかってしまいますが、塾に通うよりは断然安く済みます。何より、娘が自分から楽しく勉強できるようになったことが、やっていて良かったなと思える点です。
無料で利用できる教材も
ベネッセは3月2日から、小学1年生~高校2年生までの主要教科の「3学期の総復習」を無料でPDFで提供しています。
こちらの学習プリントのダウンロードも無料で利用できます。
学習格差は広がるのか?
新型コロナウイルスの影響で学習格差が広がることが懸念されていますが、私個人の意見としては、大きく広がることはないのかな、と思っています。もちろん、最初にあげたように、塾に通っていない子、子どもだけで過ごす時間が多い子は、学習時間が少なくなってしまう傾向にはあると思います。
しかし、もともと意欲がある子どもは、環境に関係なく自ら学習するものです。学習塾や予備校で働いた時もそう感じる場面が多々ありました。せっかく高い費用をかけて塾に通っていても勉強に身が入っていない、自主室に来たことに満足してしまって勉強がはかどらない、そういった子どもたちも見てきました。逆に、「金銭的に多くの授業は受講できない」と言っていた家庭でも、やる気が感じられる子どもの場合は自分でコツコツ勉強をし、志望校に合格していました。
勉強は、教科書と授業で使ったノート、そして意欲があれば、いつでもどこでもできるものだと私は思います。ただ、勉強の仕方を教えたり、習慣づけたりするのは、ある程度は親が手助けしてあげる必要があるのかもしれません。
我が家は、休校中も毎日私が家にいることができていますが、娘の勉強時間はまだまだ少ないと感じています。本来であれば学校で勉強できている時間が3週間分ほどなくなってしまったわけですから、もっと勉強時間を確保させなければと思う日々です。臨時休校は、見方を変えれば、家庭学習を習慣づける良いきっかけになるかもしれないと捉えて、春休みを含め残りの休みも、娘の学習の取り組み方に向き合っていこうと思います。
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