【新型コロナ】子どもの症状は?抱っこや授乳はOK?情報まとめ
子どもが新型コロナにかかった時の症状は?
子どもが新型コロナにかかったらどうしよう?自分が感染した場合は?という不安をお持ちの親御さんも多いのではないでしょうか。成人と比べると、子どもの新型コロナの感染者数や重症化率は低いとされています。しかし、もしもの場合も考え行動していかなければなりません。
Yahoo!ニュースにあがっていた、朝日新聞デジタルの記事によると、感染が疑われる子どもの症状とその対応は以下の通りです。
【新型コロナが疑われる子どもの症状と対応】
- 子どもが新型コロナウイルスに感染した時は、熱や乾いたせき、だるさ、時に下痢や嘔吐(おうと)、腹痛などの症状があらわれる。
- 鼻水や鼻づまりなどの症状はあまりない。
- 普段より不機嫌であったり、いつもと同じものを食べて「おいしくない」と言ったり(味覚異常)することがサインになることも。
- 病院での感染を防ぐために、子どもの熱が続いても元気があれば相談センターに急いで連絡する必要はない。
- 39℃くらいの高熱が続く場合は他の病気も考えられるので注意。
- コロナに感染しても子どもが元気であれば治療の必要はないが、同居家族などへ感染させないために、診断をつけることが有効でもある。
感染が疑われる子どもとの接触、抱っこや添い寝は?
我が子がコロナ感染、抱っこや添い寝はダメ? 迷う親は(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュースでは、国立国際医療研究センターの松永展明氏が感染が疑われる子どもを抱っこすることについてこのように述べられています。
乳幼児は、親とのかかわりが必須です。抱っこをすることで親への感染のリスクが高まることは確かです。しかし『抱っこをしてくれない』と泣くことで飛沫(ひまつ)が飛び散ります。また、病気でつらいときに安心感を与えることは大切ですので、抱っこをする方が適切だと思います。そのときに親は、子どもにマスクをつけるなどしっかり防御することが大事です。よだれなどが洋服についたら、着替えましょう。世話をした後の処置をしっかりすることが大切だと思っています
また、添い寝については、
これは個人的な見解ですが、添い寝をしないと寝られない子も多いのではないでしょうか。だから、これもやめる必要はないと思います。横で一緒に布団に入り、もし洋服によだれなどがついていたら、寝入ったところでパジャマを替えて別の部屋で寝るという方法もあると思います。添い寝をすることで感染のリスクは上がりますが、それ以上の効果があるのではないかと思います。リスクは○と×ではなく、1から10までの数字で評価するというイメージで考えるといいのではと思います
と語られています。
小さい子どもは、どこが痛い、辛いといった自分の症状を伝えることができません。自分が感染することも怖いですが、まずは子どもを安心させてあげてから細心の注意を払うことが感染リスクを抑えることにもつながるんですね。
母親が感染している場合授乳は?
日本小児科学会は、母親が感染している時の子どもへの授乳については避けるべきとしています。
母親が感染している場合は、接触や咳を介してお子さんが感染するリスクがありますので、直接の授乳は避ける必要があります。
母乳自体の安全性については現時点では明らかではありませんが、中国からの報告では、感染した女性6名の母乳を調べたところウイルスは検出されなかったと報告されています。従って、母親が解熱し状態が安定していれば、手洗い等を行った上で搾乳により母乳を与えることは可能と思われます。
母親の状態が安定していれば、搾乳で母乳を与えることは可能とのことです。
非常事態宣言も出され不安な日々が続いていますが、子どものことは何としても守ってあげたいですよね。子どもを感染させないことはもちろんですが、感染が疑われる場合の対応も知っておくと、いざという時に落ち着いて行動できるでしょう。親自身も感染しないよう、日ごろから手洗い・うがいや外出を控えるなどの感染対策を徹底していくようにしましょう!
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