「コロナ鬱」に注意!その対処法とは
「コロナ鬱」とは
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、精神や身体に不調をきたしている人も増えてきています。SNSなどでは「コロナ鬱」や「コロナ疲れ」という言葉を使って自分の現状を表している人もいるようです。
「コロナ鬱」「コロナ疲れ」は正式な医療用語ではありませんが、コロナウイルスの感染拡大に伴って鬱のような症状が出ている場合にネット上などで使われているようです。最近になって鬱の症状である、気分の落ち込みや意欲の減退、不眠、過眠、食欲不振、過食、イライラなどが見られるようになった場合は注意が必要です。
私も、最近は一日に何度もコロナウイルスのことを考え不安に襲われています。コロナウイルスに感染する夢を見て、目が覚めて夢だったんだと安心するも、テレビをつければニュースはコロナの話題ばかり。
子どもたちが休校になったことで負担も増え、仕事との兼ね合いで頭を悩ませているママも多いことでしょう。鬱まではいかなくても「コロナ疲れ」を感じている人はたくさんいるいると思います。
コロナ鬱の原因は?
テレビや新聞、ネットと新型コロナウイルスに関する情報が溢れ過ぎていて、私たち受け手が処理できなくなてしまっているということもコロナ鬱の原因の一つのようです。
私もそうですが、現在は、自宅で過ごす時間が増えメディアに接する機会も増えたことで、情報を消化できないまま、また次の情報を目にしたり聞いたりしている状況になってしまっている人が多いようです。
デマ情報も拡散されしまってる現状の中で、正しい情報を見極め、自分がどう行動していけば良いのか考えていかなければならないのでしょうが、冷静に対応することも難しくなっていますよね。
いつ収束するか分からず、この状況がいつまで続くのかという不安も大きいですよね。
しかし、人との接触をなるべく避けなければならない状況なので、誰かに不安な気持ちを直接打ち明けられる機会も少なくなっています。私自身も、外出して気分転換したり友達と会話したりすることができずにいるからか、気分が沈んでしまうことも多いです。
コロナ鬱の対処法は
記事に書かれていた「コロナ鬱」の対処法をご紹介します。
(1)情報への向き合い方を変える(テレビやスマホを見る時間を絞る、Twitterでキーワードで‘‘コロナ’‘、‘‘コロナウイルス’‘、‘‘マスク’’などと設定してミュートにするなど)
自宅にこもっていると色々な情報が入ってきてしまいますが、「コロナ鬱」の兆候がある人は、情報収集を必要最小限にとどめてしまいましょう。
(2)自粛しつつもできるだけ自分の日常生活を守る
学校も休校になり、イベントなども中止や延期の措置がとられ「非日常」な毎日になっていますが、その中で普段通りの生活を過ごすことも大切です。日常となっている家事やルーティンをこなすことで、心理的安定を保てることもあるようです。
(3)コーピング(ストレスへの対処)の成功体験を積み重ねる(「本を読む」「音楽を聴く」など、ストレスに自分なりに対処して成功すると、気分が落ち込むことを予防できる)
自宅でもできる気晴らしになることを見つけて実践していきたいですね。
世の中が「イライラ」「ピリピリ」した雰囲気で気持ちもふさぎ込んでしまいがちですが、情報とうまく向き合いながら、心も身体も健康に過ごせるようにしていきたいですね。対処法としてご紹介した3つのことは、子どもでも対応できることなので、我が家でも娘を導き精神面でも守ってあげられるようにしたいと思います。