母乳の出を良くする方法とは?5つの方法をご紹介
母乳が悩みのたねになることも
出産を終えて安心したのも束の間、今度は育児に関する悩みや不安がどんどん出てくるものです。育児においてまず直面する悩みが「母乳」に関することである場合は多いのでしょうか。「母乳の出を良くするにはどうすれば良いの?」「質の良い母乳を作るにはどうしたら良いの?」と赤ちゃんのことを思うからこそ悩みがつきないものです。
母乳の出を良くする方法5選
バランスの良い食事を摂る
母乳は主にママの血液から作られています。その為、授乳期のママは貧血になってしまいがち。母乳を作り出すためににもママの体調の為にも、血液の材料となる栄養素「鉄分」を積極的に摂る必要があります。また、授乳期に不足しがちなカルシウム、葉酸を多く含む食品を摂るようにしましょう。
授乳期に食べてはいけないのものもネット上などではいろいろあげられていますが、特定の食べ物で母乳の質が悪くなってしまうことはないようです。いちばん大切なのは、バランス良く食事を摂ることです。育児は体力勝負で、授乳にも多くのカロリーが消費されます。産後ダイエットをしたいという方もいると思いますが、授乳期は普段よりも500キロカロリーくらい多めに摂取できるように、三食しっかり食べるようにしましょう。
授乳の回数を増やす
母乳は、プロラクチン、オキシトシンというホルモンの働きによって作られ分泌されます。これらのホルモンは、赤ちゃんに乳首を吸われることで分泌が促されるため、母乳の出を良くするには赤ちゃんにたくさん吸ってもらうことが重要となります。母乳が出ていなくても、赤ちゃんに一日に何度も吸わせるようにしてみましょう。
水分をたくさん摂る
母乳の88%は水分なんだそうです。母乳を作る為には、ママが水分をたくさん摂取していくことが大切です。目安としては、普段の量プラス1リットル摂るようにすると良いようです。赤ちゃんに悪影響を及ぼすこともあるので、カフェインやアルコールの摂取は避けましょう。
授乳の体勢を変えてみる
慣れるまでは、体勢を変えながらいろいろな角度で授乳してみましょう。授乳クッションなどのグッズも上手く利用していくと良いでしょう。赤ちゃんが苦しそうにしていないか、乳首を深くくわえられているか確認しながら赤ちゃんが飲みやすい位置を探っていきましょう。
ストレスをためない
ストレスがかかるとホルモンの分泌が悪くなり、母乳の出も悪くなってしまいます。子育ては心身共に疲れがたまってしまうものですが、周りの助けを借りながら時間を見つけ気分転換することが大切です。赤ちゃんと一緒にお昼寝したり、軽くストレッチしたりするのもおすすめです。
私の場合
出産後、母乳育児をする!と意気込んでいたものの、なかなか母乳が出てくれず……。助産師さんにおっぱいマッサージをしてもらい、初めて母乳が出て娘が飲んでくれた時は感動してしまいました。
頻回授乳で自分なりに頑張っていましたが、里帰り出産でのストレスからか、母乳の出が悪くなり、更には蕁麻疹が全身に出てしまいました。蕁麻疹の治療のために抗生剤を服用しなければならなくなり、泣く泣く授乳を一時中断しミルクをあげ始めます。中断している間も搾乳はしていましたが、蕁麻疹が治ってから授乳を再開したところ明らかに母乳の出が悪くなっていました……。
それからはミルクとの混合で育てることに。母乳の出が悪くなったのも蕁麻疹もストレスが原因かは分かりませんが、当事はかなり精神的に辛く、良い状況で育児ができていなかったことは確かです。
自宅に戻ってからは、心穏やかに育児できるようになりましたが混合育児を継続。母乳育児がしたいと思っていましたが、娘がすくすく成長していく様子を見て、ミルクも素晴らしいと思えるようになりました。
母乳でもミルクでも、ママが心身共に健康で楽しく育児できていることがいちばんですね。