子育てcafe

妊娠、出産から育児に関することまで、ママたちに役立つ情報を発信していきます。悩みや不安を抱えるママたちが、ホッと一息つけるcafeのような場所になればと思います。

【毒親回顧録】夜が怖い

一人暮らしの始まり

f:id:n_mas:20200809165907j:plain

 

 

www.kosodatecafe.com

www.kosodatecafe.com

 

無事大学生になり念願の一人暮らしを始めることになった私。実家を出る日の朝、祖母は「元気でね。頑張るんだよ。」とたくさんの言葉をかけてくれました。当然、両親からは何もありません。「あんたがいなくなると思うとせいせいする。」というようなことは散々言われましたが。

 

一人暮らしのために借りたアパートは、古くて最寄り駅からも離れていましたが、どんな豪邸よりも快適な場所になりました。両親がいない生活は、想像以上に自由で幸せでした。祖母に会いたい気持ちはありましたが、ホームシックや寂しさは全く感じませんでした。

 

夜になると怖くなる

しかし、一人暮らしを始めてすぐ、夜寝る時になると不安感を覚えるようになったのです。寝ている時に両親が家の中に入ってきたらどうしようと想像してしまったことが始まりでした。目を覚ました時に枕元に両親がいたらどうしよう、そんなふうに考えてしまい眠れなくなってしまった時も何度もあります。ようやく眠れたと思っても悪夢にうなされることもしょっちゅうでした。

 

私は恐怖心を和らげるために電気とテレビをつけっぱなしにして寝るようになりました。月日を重ねるうちにだんだん不安感は薄れていきましたが、大学生時代は見えない両親の影に怯えながら生活していました。住所を教えてしまったことを激しく後悔しました。