【毒親回顧録】両親からの暴力
幼い頃受けていた暴力
昨日は母親によってつけられたおでこの傷のことを書きました。両親からの暴力の痕として現在残っているものは、そのおでこの傷だけです。
幼い頃、両親、特に父親からは暴力を振るわれることが何度もありました。ただ、人の目を気にする両親は、見える場所に傷やあざなどが残るような暴力の振るい方はしませんでした。服を着てしまえば見えない背中を殴られたり蹴られたりが多かったように思います。あとは、頭を思いっきり叩く、殴るというのも多かったです。
やはり、今いろいろと思い出しながら書こうとしてもはっきりとは思い出せず、動悸がしてきました。手も震えています。
減っていった暴力
私が中学生くらいになり身体も成長してくると、両親からの暴力は減りました。私の反撃を恐れていたのでしょうか。
直接暴力を振るわない代わりに、父親はよく物を投げつけてくるようになりました。近くにある物を手当たり次第にです。殴られたり蹴られたりよりはましでしたが、リモコンや灰皿が顔にあたった時は激痛が走りました。
今も残っている暴力の痕跡はおでこの傷だけですが、心に深く負った傷は癒えることがありません。時間の経過と共に忘れていくものだと思っていましたが、実家を出て20年近く経った現在も、過去に虐待されていたという事実は私を苦しめています。