【毒親回顧録】家事をしない母親

ゴミだらけの実家

母親は専業主婦でしたが、家事をほとんどしない人でした。同居していた母方の祖母が家事や私の世話をしてくれていました。

特に、掃除に関しては母親がしているところを見たことがありません。祖母も掃除は苦手だったのか、ほうきで時々掃き掃除をするくらいだったと思います。

そのため、実家は埃やゴミが溜まり放題でした。座って手を床につくと、髪の毛やゴミが手に必ずついてくるような状態です。田舎の戸建てで部屋数だけはあったので、要らないものは使っていない部屋に押し込められごみ屋敷のようにもなっていました。

夏場にはコバエが部屋中を飛び交っていました。今も思い出すとゾッとするほどの量でした。

実家のような家にはしたくない

掃除の頻度や内容は各家庭それぞれだと思いますが、毎日掃除機や雑巾がけをしている家庭もあることを知った時は衝撃を受けました。一人暮らしを始めてからは、掃除の仕方や頻度が分からず戸惑いましたが、ネットで調べたり友人に聞いたりしながら、きれいな部屋を保てるようにしていました。

実家のような、ゴミや埃まみれの家にだけはしたくない、その一心でした。