子育てcafe

妊娠、出産から育児に関することまで、ママたちに役立つ情報を発信していきます。悩みや不安を抱えるママたちが、ホッと一息つけるcafeのような場所になればと思います。

【毒親回顧録】親にしてもらえなかったことを子どもに過剰にしてしまう

 欲しい物も欲しいと言えなった幼少期

私は親からしてもらえなかった事がたくさんあります。親に甘えたこともありませんし、欲しい物も欲しいと言えませんでした。

 

例えば靴なんかも一足をかなり長いこと履いていました。穴が開いていましたし、サイズが合わなくなって指先を丸めて無理やり履いていました。もちろん玩具も買ってもらえず、兄からもらった折り紙を折っては開いてまた折ってを繰り返していました。小学校に入ってからは、図書室で借りる本が私の娯楽になりました。

 

子どもには同じ思いをさせたくない

昨日のブログでは、お腹いっぱい食べられなかった過去にとらわれ、現在、自分の子どもには料理を作り過ぎてしまうことを書きました。

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 これは、食事に限ったことではありません。子育てのいろいろな場面で同じような行動を取ってしまっています。自分は親にしてもらえなったから、子どもにはしてあげようという思いが私をそうさせてしまうのです。

 

服や靴もたくさん買ってあげたい。クリスマスや誕生日にプレゼントを貰えなかったから、子どもの欲しがる物は何でも用意してあげたい。子どもにいろいろ与えることで、満たされていなかった自分の幼少期の思いを昇華させているのかもしれません。

 

もちろん、何かを買い与えるのにも、自分の中で限度は決めています。「お菓子買いたい!」「1個だけだよ」なんていうよくある親子の会話も、幼少期に経験したことがなかった私にとっては新鮮で、子どもとできることに小さな喜びを感じます。何より子どもが、欲しいものを我慢せずに口にしてくれるだけで安心してしまうのです。