親子関係を良くするには?気づくことが関係改善の第一歩!
親子関係に悩んだ過去
「子どもとの関係が上手くいっていない」「親子関係をもっと良くしたい」と悩んでいる親御さんは意外にたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。私も以前は子どもとのより良い関係づくりに悩んでいました。
親子関係改善のためには「気づくこと」が大切
私の場合は、あることに気づいたことで子どもに対する向き合い方を変えることができました。それは、「自分と子どもは別の人間である」ということ。
当たり前のことですし、よく聞く言葉でもあります。
私も頭では分かっていましたが、子どもを自分の分身のように考えてしまっていました。私は子どもの頃から小説を読むのが好きだったので、自分の子どもも当然読書好きになると思っていました。しかし、娘は読書にはそこまで興味がないようです。
他にも、私は幼稚園生の頃には逆上がりがでいていたのに娘は何でできないの?私は字がきれいと褒められることが多かったのに娘はどうして丁寧に書けないの?と、私ができたことは当然娘もできるものだと思ってしまっていました。そして、娘にいろいろやらせては「どうしてできないの?」と、今考えると最低な発言をしてしまっていました。娘も辛い思いをしていただろうなと思います。
ある日、「自分と子どもが別人格であると気づくことの大切さ」について書かれたネット記事を偶然目にした時、ハッとしました。「娘は私とは違う人間なんだ!娘と自分とはできることも考えも違うんだ!」と当たり前のことに気づけたことで、娘への接し方もだいぶ変わったように思います。娘にはできないこともたくさんあるけれど、私よりも優れているところもたくさんあるということにも改めて気づくことができました。
それからは「できないことに対しては無理強いはせずに一緒に改善していけるように努力する、できることに対してはたくさん褒めて伸ばしてあげられるようにする」ということを意識するようにしています。私も心に余裕を持って娘と接することができるようになりました。
子育ては、親の思い通り・期待通りになんていかないものです。親の期待通りに育っていたとしても、その子どもは生き辛さを感じているかもしれません。
お子さんとの関係に悩んだら、
・親と子どもは別の人間であると気づくこと
・子供を一人の人間として認めること
・自分と子どもを比べないこと
・自分の願望を子どもに押し付けないこと
・子どもの長所に気づき伸ばしてあげること
ができているか今一度見直してみることをおすすめします。
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