【毒親回顧録】陣痛が起きた時の両親の対応
陣痛
出産予定日を2日過ぎた日の夜、陣痛らしきものを感じ始めました。痛さと不安から気が遠くなりそうでしたが、何とか病院に電話しました。陣痛の間隔などを伝えると「今から来てください」との返答。時間は夜中の3時くらいです。
私は、寝ている母に「病院に連れて行ってくれませんか・・・?」と痛みをこらえながら恐る恐る声をかけました。母は「何時だと思ってんの!?朝まで我慢してタクシー呼べばいいでしょ!?」と声を荒げて答えます。
その声で、別の部屋で寝ていた父が「うるせー!」と起きてきました。母が「この人に連れて行ってもらえばいいんじゃない!?」と父を指さして言いました。
驚くべき父の対応
すると、なんと父が病院まで連れて行ってくれることになったのです。痛みで力が入らず車のドアを閉められない私に「早く閉めろ!」などと悪態はついてきましたが、夜中に車を出してくれてたことに驚いてしまいました。初めて父の優しさを感じたような気がしました。
その後、病院で陣痛、出産を乗り越え、無事に赤ちゃんが産まれてきてくれました。