【毒親回顧録】赤ちゃんお披露目
赤ちゃんとの生活
無事に出産を終え、その日のうちに母子同室で赤ちゃんとの生活が始まりました。赤ちゃんのお世話は想像以上に大変でした。母乳を飲んでくれているのかもよく分からないし、何度も何度も泣くし・・・。ただ、出産前の実家での一ヶ月程の生活を思えば、赤ちゃんとの病院での生活は幸せでした。私を攻撃してくる人はいませんし、三食しっかり食べられます。何より、我が子というとても可愛く、愛おしい存在とずっと一緒にいられるのです。
義両親と両親の来院
出産の翌日、義両親が赤ちゃんを見に来てくれました。それに合わせて私の両親も病院に来ることになりました。
義両親は赤ちゃんを見て、「かわいいわねー!○○さん頑張ったわね!お疲れ様。」と言葉をかけてくれました。そして、私に気を遣って「もう帰るね。」とすぐに帰ろうとしてくれました。新幹線で数時間の距離のところを、赤ちゃんを一目見るために来てくれたのです。
それに引き換え私の両親は、義両親と赤ちゃんの前で大声で私をけなすことしかしませんでした。出産前の一ヶ月私が実家で何もせずダラダラしていたといった話から始まり、子供の頃から何もできない人間だったということまで嬉々として話し、病室内に嫌な空気が流れました。そして母は、夫や夫の両親も抱っこしてない赤ちゃんを当たり前のように抱っこし「この子は○○(私)みたいにならなければいいけどね。」とつぶやいたのです。
義両親が必至でフォローしてくれましたが、その言葉が耳に入らないくらい、怒りと悔しさと悲しみを感じました。