【毒親回顧録】彼氏の反応
前回からの続きです。
母の帰宅後
私が病院で入院している時、病室で私の彼氏に私の悪口を散々吹き込んだ母。
悪口を一通り言い終えてスッキリしたのか、母は「あとはよろしく頼みますね」と彼氏に言い帰っていきました。私への言葉はありませんでした。
彼氏への申し訳ない気持ちが一気に沸き上がってきた私。「ごめんね、嫌な思いしたよね・・・。」と謝ると、彼氏は「うーん・・・。」と考え込んだ後、「わざわざ来てくれたたのはありがたいよね・・・。でも・・・〇〇が今まで言ってたことが分かった気がする。」と。「どこの馬の骨かも分からない人に、『あとはよろしく』なんてよく言えるね。○○が可哀そうに思えた。」とも言っていました。
両親は私の入院中、お見舞いにきませんでした。お医者さんに呼ばれようやく来たと思ったら、手術が決まった娘を心配するでもなく悪口を言うだけ言って帰っていった私の母親に彼氏は衝撃を受けたようでした。
その後
それから私は手術を受け、病気の再発もなくなり仕事も復帰できました。彼氏はしばらくは両親の話をしなくなりました。しかし、時間がたつにつれ「やっぱり、両親のことは大切にした方が良い、歩み寄った方が良い」と、また説教じみた話をしてくるようになったのです。
彼氏とはその後別れてしまいます。別れの理由はいろいろありますが、私の中では両親のことに対する価値観の違いから彼への気持ちが冷めてしまったというのが大きくありました。次に付き合う人は、両親のことを理解してくれる人にしようと思いました。