【毒親回顧録】親戚付き合い
親戚付き合いはほとんどなし
私は、幼い頃から親戚付き合いというものをほとんどしたことがありませんでした。母の姉の家族は車で30分程のところに住んでいたので、時々顔を合わせることはありました。といっても、数年に一回一瞬会うくらいの関係でした。母の姉の家族(私にとっては叔母やいとこたち)と一緒に食事したりでかけたりしたことはありません。
父方の親戚に関しては、全くの没交渉です。会ったこともありませんし、父の両親が存命なのかも知りません。父の兄弟構成も知りません。
夫家族との距離感
そんな環境で育ったので、夫の両親や姉家族たちとの付き合い方に初めは戸惑いを隠せませんでした。夫は、私とは違い、親戚付き合いを重んじる環境で育ったようです。普通のことかもしれませんが、私は、夫の家族がお正月やお盆などの度に集まり大勢で食事をするというのに驚いてしまいました。
義両親が頻繁に近況報告をメールや電話でしてくれるのも、最初は慣れずに距離感の詰め方に悩んでしまったこともあります。しかし、義両親たちと会ったり連絡を取ったりするのは苦ではありません。むしろ、私を家族として受け入れてくれていることを実感でき嬉しく感じています。
私たちの住まいは関東、夫の実家は関西なのですが、今では長期休みの度に2泊させてもらうのを私も娘も楽しみにしています。メールや電話も自分からちょくちょくするようになりました。今年の夏休みはコロナの影響で帰省できていないのですが、会えないことを残念がってくれる義両親を、これからも大切にしていきたいと思います。