子育てcafe

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【毒親回顧録】苦痛だった歯科検診と視力検査

歯科検診と視力検査

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子どもの頃の私の歯は虫歯だらけでした。歯を磨くということが習慣づけられていなかったからです。私用の歯ブラシはありましたが、一本をずっと使っておりボロボロの状態でした。小学校の歯科検診では毎年虫歯が何本も見つかりました。

 

また、小学校3年生くらいから視力も落ち始め、小学6年生の頃の視力検査では両目ともに「D」と判定されるほど悪くなっていました。黒板の文字もほとんど見えませんでした。引っ込み思案だった私は、先生に席を前にしてほしいとも言えず、隣の席の子のノートをこっそり見て書き写したりしていました。

 

虫歯も視力も、病院に行って治療するように学校から通知をもらっていましたが、病院に行くことはなく小学校時代を終えます。また、尿検査でひっかかった時も病院には連れて行ってもらえませんでした。

 

私が知らなかっただけかもしれませんが、病院に行かなくても学校の先生から親に直接連絡がいくことはなかったと思います。現代なら、治療をしない家庭は問題ありと見なされることもあるかと思いますが、時代的にも問題視されなかったのかもしれません。

 

ただ、歯科検診と視力検査はかなり苦痛でした。歯科検診では虫歯だらけ、視力検査も「見えません」の連発でかなり恥ずかしい思いをしたのが今でも忘れられません。

 

私に無関心の両親

中学生になってからようやく私は、歯医者や眼科に連れて行ってもらえることになります。連れて行ってくれたのは祖母です。全ての虫歯の治療を終えるのには何か月もかかりました。初めて眼鏡やコンタクトレンズを作ってもらえた時には、世界が違って見えました。

 

普通の親は、子どもの病気や治療すべき症状を見つけた時には、すぐにでも治してあげたいと思うものだと思います。しかし、私の両親からはそんな感情は一切感じませんでした。虫歯だらけで視力も悪く身体の弱い私を、面倒くさい出来損ないのように感じていたのだと思います。また、私が苦しむ姿や痛がる姿を見ることに喜びを感じていたのかもしれません。

 

 

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