子育てcafe

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子どもの人見知りはいつまで続く?克服法は?

 子どもの人見知りはいつから始まりいつ終わる?

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子どもの人見知りは、生後6ヶ月頃から始まると言われています。知らない人が近づいてくると泣く、パパやママ以外の抱っこは拒否、こういった反応をするようになってきたら人見知りの始まりだと思われます。

 

子どもの人見知りは3歳頃までにはおさまることが多いようです。とは言え、人見知りがひどかったりなかなかおさまらなかったりすると、親としては心配になってしまうものです。我が家の娘も1~2歳頃人見知りがひどく、「私の育て方が悪いのかな」と随分悩みました。

 

人見知りの原因

1.視力や脳の発達

赤ちゃんは生後6ヶ月くらいでとようやく視力が0.1程度になり、人の顔の区別がつくようになってきます。また、脳も発達して、いつも一緒にいるパパやママと知らない人の区別ができるようにもなってきます。見知らぬ人を区別できるようになることで、警戒心から人見知りが起こると言われています。

 

2.防衛的感情

パパやママを自分だけの安心できる居場所と捉え、他人から防衛するために人見知りが起こることもあるようです。

 

3.性格や環境

人見知りの原因は、本人の性格や環境によるところも大きいです。大人でも人見知りの人はたくさんいますし、子どもも警戒心が強い子、そうでない子それぞれ性格が違います。また、赤ちゃんの頃から多くの人と関わる環境にいる子は、人見知りしにくい傾向にあるようです。

 

子どもの人見知りは、脳や感情が順調に成長している証拠です。あまり心配しすぎずに対応していくことが大切です。

 

人見知りの克服法

1.人がたくさんいるところに行くようにする

まずは、周りにたくさん人がいるという環境に慣れさせてあげましょう。初めのうちは、公園や児童館など、大人や子どもが大勢いる場所にいるだけでもOKです。少しずつ子どものペースに合わせながら慣れさせていくことが大切です。

 

2.親が手本になる

パパやママが積極的に他人に関わっていく姿を見せることで、子どもも自然に他人を受け入れられるようになります。周りの人への挨拶やちょっとした会話も、元気に明るくするように心がけましょう。子どもが人見知りしてしまっていても、「○○ちゃんもこれ好きだよね」などとさりげなく会話の輪の中に入れてあげると、子どもも心を開きやすくなります。

3.子どもの気持ちを理解してあげる

人見知りが酷いと親も辛くなってきてしまいますが、常に子どもの気持ちに共感し寄り添ってあげるようにしましょう。「怖かったね」「大丈夫だよ」などと声をかけてあげながら、子どもの心を落ち着かせてあげることが大切です。パパやママが見方でいてくれると実感できると、子どもも安心して外の世界に飛び出していくことができるようになります。

 

4.無理強いしない

無理矢理知らない人の輪の中に入れたり、「あいさつしなさい!」などと強い口調で言ったりといったことは禁物です。強い不安感や親への不信感につながり、人見知りがますますひどくなってしまうことも考えられます。

 

私自身も、娘のひどい人見知りを何とか治さないとと躍起になっていた時期がありました。しかし、親も過度に心配したり、神経質になりすぎたりするのはよくありません親の不安やイライラが子どもに伝わると更に委縮や緊張をしてしまうものです。

 

私は、友人に娘の人見知りのことを相談した際に、「大丈夫だよ、いつか終わるよ」と言われたのがきっかけとなり、無理強いしてしまっていた対応を変えることができました。「成長過程の一つ、いつかおさまる、これもこの子の性格の一つ」と考えられるようになり、心も楽になりました。公園などで人が近づいてくるだけで泣いていた娘ですが、私の対応が変わったあたりから少しずつ人と関われるようになっていったことを覚えています。そして、3歳の時に保育園に入所してたくさんのお友達や先生と接するようになって、劇的に人見知りもおさまっていきました。

 

現在お子さんの人見知りで悩んでいる方も、いつかは終わりがくるものですから焦らず気負わずに対応していくようにしてあげてくださいね!