子育てcafe

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子どものお留守番は何歳から?注意点まとめ

お留守番は何歳からさせる?

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新型コロナの影響で子どもの休校が続き、買い物もできる限り一人で行くことを推奨されている現在、子どもがお留守番をしなければならない機会は増えていることと思います。お留守番に慣れている子、兄弟がいる子はある程度安心してお留守番させられますが、そうでない子は本人も親も不安になってしまうものです。

 

実際、子どもにお留守番させるのは何歳くらいからが多いのでしょうか。ベネッセの調べによると、初めて留守番したときの年齢は、小1が最も多く21%という結果でした。小学2年生までに、半数以上の子どもがお留守番を経験しているようです。

 

やはり、小学生になると、親の仕事の都合などでお留守番する必要性が高くなってくるようです。また、小学生くらいになるとできることも増え、だんだん一人でのお留守番も可能になってきます。

 

ただ、お留守番をさせる際には、注意するべき点、約束しておくべき点がいくつかあります。お留守番の機会が増えている今だからこそ、再度、家庭内でも注意点や約束事を確認しておきましょう。

 

お留守番の前にしておく準備

1.危ないものは隠しておく

子どもに触ってほしくない危険なものは、子どもの手に届かない場所にしまっておきましょう。


2.浴槽の水は抜いておく

小さいお子さんの場合、浴室に入り遊んでしまうことも考えられなくはありません。もしもの場合に備えて、浴槽の水は抜き子どもが溺れることがないようにしておきましょう。


3.ベランダの物を撤去しておく

子どものベランダからの転落事故も時々ニュースになっています。足場となるような物は全て片付けておきましょう。


4.家電の使い方を確認しておく

ガスコンロは、使わないことを約束しておくことはもちろん、元栓もしめておきましょう。昼食やおやつを用意している場合は、電子レンジの使い方を確認しておく必要があります。金属などレンジに入れると危険な素材もありますので、指定したもの以外はレンジに入れないように伝えておきましょう。お留守番が長時間になる場合は、熱中症などにならいないよう、自分でエアコンなどの冷暖房器具を操作できるようにしておくことが大切です。何かあった時に親に連絡ができるよう、子ども用の携帯電話がない場合は固定電話の使い方も教えておきましょう。


5.地震があった時の対応を確認しておく

地震が起きた場合はすぐにテーブルや机の下に入る事を教えておきましょう。大きな家具は、事前に転倒防止グッズなどを使い固定しておくといった対策も必要です。
万が一のために、子ども用の防災リュックも用意しておき、避難場所の確認も家族でしておくと良いでしょう。

 

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 6.近所の人とコミュニケーションを取っておく

近所の人と普段からコミュニケーションを取っておくと、地震やケガなどお留守番中の非常時に助けを求めやすくなります。信頼できる近所の方に、「子どもが一人で留守番することがあるので何かあった時にはよろしくお願します」ということを一言伝えておくと良いでしょう。

 

お留守番中の注意点

1.施錠をしっかりする

下校後など、親のいない家に子どもが帰ってきてお留守番を始める場合は、玄関の鍵を必ず閉めるように伝えておいてください。鍵を学校などに持っていく際はなくさないようにする注意も必要です。また、首から鍵を下げていていると「鍵っ子=一人でお留守番」ということが他人に知られてしまうので、鍵はランドセルやバッグに入れておくことをおすすめします。

お留守番中は、玄関はもちろん、戸建てや集合住宅の一階部分など、人が入ってこれそうな個所は窓なども含め全ての鍵をしめておきましょう

2.玄関のチャイムが鳴っても出ない

お留守番の際は、来訪者が来ても対応しないのが基本です。子どもが一人でいることを悟られないように、インターホンにも出ない方が良いでしょう。

3.電話には出ない

電話がかかってきた場合も基本的には出てはいけません。ナンバーディスプレイや携帯電話などで、相手が分かる場合のみ出るようにすることを約束しておきましょう。我が家は固定電話のナンバーディスプレイの設定をしていなかったので、留守番中の娘に外から掛ける場合は、私からの電話であるという合図として「3コール後一度切ってすぐに再度掛ける」という方法をとっていました。

4.ガスや火は使わない

ガスコンロやライーターなど、火の扱いには特に注意させなければなりません。危険で怖いものだから絶対に触らないようにということを強く伝えましょう。

5.外に出ない

お留守番中は外には出ないようにしましょう。転落事故を防ぐために、ベランダにも出ないことを約束させておくとよいでしょう。年齢にもよりますが、親が不在中ですと何かあってもすぐに対応できないので、友達と外に遊びに行く、友達を家に呼ぶ、ということもしない方が良いと思います。

 

お留守番は自立のチャンス

留守番には危険も潜んでいるため心配事も多いですが、一人での留守番を経験することは、子どもにとっては自立への一歩にもなります。数十分程度の短時間のお留守番から始めて、少しずつ慣らしながら成功体験を積んでいくことで子どもの自信にもつながります。お留守番が多くなると親としては心苦しくなってしまうかもしれませんが、お留守番は決してかわいそうなことばかりではありません。子どもを信じて見守ってあげましょう。お留守番ができたらたくさん褒めてあげてくださいね。そうすることで次回からも安心して親の帰りを待つことができるようになるはずです。