子育てcafe

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【毒親回顧録】起立性調節障害2

 起立性調節障害とは

小学校4年生の頃に「起立性調節障害」だと診断された私。起立性調節障害は自律神経系の疾患で、小学生や中学生に多く見られるようです。

 

起立性調節障害は、自律神経系の異常で循環器系の調節がうまくいかなくなる疾患です。立ち上がった時に血圧が低下したり、心拍数が上がり過ぎたり、調節に時間がかかりすぎたりします。この疾患は自律神経疾患なので身体的要素以外に、精神的、環境的要素も関わって起こると考えられています。身体的要因のひとつとして、自律神経系が不安定になることが挙げられます。小学校高学年~中学生に多くみられますが、この時期は第二次性徴期とも重なり、体の様々な機能が大人へと変化していく時期です。この変化は自律神経系にも起こるため、循環器系の調節がうまくいかなくなることがあります。また、真面目で気を遣うタイプの子どもが起立性調節障害になりやすいと言われていますが、これはストレスをため込みやすいという精神的、環境的要素に関連すると考えられます。注意しなければいけないのは、あくまでも体の病気であり、本人が頑張ればどうにかなるということではありません。

子どもに起こりやすい起立性調節障害 | 社会福祉法人 恩賜財団 済生会

 

私の場合は、頭痛やめまい、倦怠感、微熱などの症状が特に午前中に出ていました。

 

両親の対応

祖母が病院に連れていってくれたことで判明したこの病気。病院の先生からはまた通院するように言われたのですが、祖母は高齢だったこととタクシー代がかかってしまうこともあって、車の運転ができる母に次からは病院に連れていくように提案したのです。

 

しかし、母が病院に連れていってくれるはずもありません。父も私に無関心、仕事で日中は家にいません。結局、私が病院に行けたのは祖母が連れていってくれた一回だけになってしまい、それからも不調が続く身体と付き合いながらしんどい日々を過ごしていました。

 

ただ、担任の先生は「起立性調節障害」について調べてくれていたようで、ちょくちょく私の体調を気にかけてくれていました。学校に行けば理解してくれる人がいるという安心感がありました。