子育てcafe

妊娠、出産から育児に関することまで、ママたちに役立つ情報を発信していきます。悩みや不安を抱えるママたちが、ホッと一息つけるcafeのような場所になればと思います。

里帰り出産はした方がいい?メリット・デメリットを総まとめ

里帰り出産とは

里帰り出産とは、出産前に実家に戻り、出産を実家の近くの産院で行うことを言います。里帰り出産の期間は、産前産後合わせて大体2~3ヶ月くらいが一般的のようです。

 

 

核家族が増えている現代では、里帰り出産を選択し産前産後に実家にお世話になる人が多く、妊婦さんの半数程は里帰り出産をしているようです。

 

 

里帰り出産のメリット・デメリット

 メリット

1.身体への負担が少なくなる

里帰り出産することのいちばんのメリットは、やはりママの身体への負担が軽減されるということです。臨月のお腹が大きい時期、産後の床上げまでの期間は家事や身の回りのことをやってくれる実親の存在は大きなものとなるでしょう。特に、産後一ヶ月程は身体をしっかり休める必要がありますので、親の助けがありがたく感じるはずです。

 

2.精神的にも楽

妊娠中も産後も何かあった時すぐに相談できる親が近くにいると、とても安心でき心が落ち着くものです。検診で病院に行く時や陣痛が来た時も、一緒に行ってくれる人がいると心強いですよね。また、第二子以降の出産である場合、ママが入院している間も親に上の子を見てもらえるというのも安心できますよね。

 

 デメリット

1.移動が負担になる

自宅と実家の距離が離れている場合は移動が負担になることもあります。特に里帰り出産後に自宅に戻る際は赤ちゃんも一緒です。飛行機や新幹線を利用するような場合は、赤ちゃんとの移動も考慮して里帰り出産を決断しなければなりません。遠距離であることを理由に里帰り出産を断念する人も多いようです。

 

2.産院をかえなくてはならない

里帰り出産する場合は、そのことを現在の病院に伝え、出産を希望する病院にも予約の連絡を入れなければなりません。人気の産院は予約が取れないこともありますので、出産を希望する病院にはなるべく早く、妊娠中期頃には連絡を入れましょう。病院によっても異なりますが、34週頃までには里帰りし、出産予定の病院で検診を受ける必要があります。

 

3.パパと会えなくなる

里帰りをすると、当然パパと過ごす時間は激減していしまいます。パパに会えないことで寂しさが募り精神的に辛くなってしまうママも多いのです。また、産後も赤ちゃんとパパが会えない日々が続くと、パパの父親としての自覚が芽生えづらくなってしまいます。パパがママの実家に会いに来てくれる時も、遠距離であればそれだけパパの負担も大きくなってしまいます。

 

4.実家暮らしがストレスになることも

実の親との関係があまり良好でない場合、実家での暮らしがストレスになることもあります。それまでは良い関係が築けていたとしても、育児のことで親ともめてしまうこともあります。

 

親も、孫が可愛くていろいろ口や手を出してしまうのでしょうが、現在と私たちの親世代では、育児において推奨されていることも変わってきています。ただでさえ産後は精神的に不安定になっている場合も多いので、親のちょっとした言動が気に障ってしまうこともあるのです。

 

私の場合

私も産前産後合わせて2か月程里帰りをしました。結果、二人目を産むときは里帰りはしないようにしようと強く思いました。結局、あれから10年以上たちましたが子供は一人っ子です。二人目を望まなかった理由には里帰り出産をしたくなかったからというのもあります。

 

私の場合はもともと親との関係が良好ではなかったので、里帰りもストレスでしかありませんでした。夫は仕事で自宅にいる時間が少なく、義実家は遠方ということでギリギリまで迷って里帰りを決断しましたが、里帰り中は早く自宅に戻りたいと毎日毎日考えていました。

 

私個人の里帰り出産に対する思いはネガティブな感情が強いのですが、里帰り出産は一般的にはとても良い制度だと思います。やはり、ママと赤ちゃんが心身共に健やかに穏やかに過ごせることが一番です。

 

実家に頼るのも、自宅でパパとママとで乗り切るのも、どちらにもメリットデメリットありますしどちらが正解ということもないと思います。パパや実家の家族とよく話し合ってより良い形を見つけられると良いですね♡